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ターポリンとは?メリットやデメリット、生地の種類を解説
ターポリンとは?メリットやデメリット、生地の種類を解説

\目次/

● ターポリンとは

● ターポリンはどんなところで使われる?

● ターポリンの特徴

● ターポリンのメリット

● ターポリンのデメリット

● ターポリンの種類

● まとめ

 

横断幕を作る際におすすめの生地素材としてターポリンがあります。

横断幕制作にあたって一度はチェックしておいてほしい素材なのですが、通常ではあまり聞きなれない存在かもしれません。

ターポリンについての特徴やメリット、デメリットをご紹介しますので、横断幕作成の参考にしてみてください。

 

ターポリンとは

ポリエステル繊維生地の両面部分を合成樹脂フィルムで挟んでいるような作りになっています。

ターポリンという名前は帆布にタールを塗ったのが始まりといわれており、タール塗りの防水布シートという意味合いがありますが、現代ではポリエステル素材を使用した防水シートという位置づけになりました。

ビニール系の素材生地の中でも耐久性が高いです。

 

ターポリンはどんなところで使われる?

工事現場の養生シートや足場シートとして使用されているというとなんとなくイメージがつきやすいかもしれません。

他にも以下のようなところでターポリン素材のものが使われています。

・横断幕

・懸垂幕

・店頭幕

・日よけ幕

・イベントのテント

・車両用シート

・ロールスクリーン

・タペストリー

・たすき

上記は一例ですが、扱いやすさや耐久性の高さから今後利用用途も増えていくのではないかと考えられます。

 

ターポリンの特徴

ターポリンは塩ビとポリエステル繊維で構成されている素材なので、耐久性が高いです。

防水性もありますし、汚れた際もふき取りやすいといった特徴があります。屋外での使用に向いているため横断幕や懸垂幕、店頭幕に最適です。

横断幕といえば昔は布製のものがありましたが、耐久年酢も短く長期使用が出来ないという問題点もありました。ターポリン製の横断幕であれば使用年数も2~3年程度と長いので、コスト面も良いというのも抑えておきたい特徴の一つです。

 

ターポリンのメリット

ターポリン製品を使用するにあたってのメリットをご紹介します。

横断幕などを作る際の素材選びの参考にしてください。

・耐水性があるので雨の日でも使用できる

・破れにくい

・汚れのお手入れもしやすい

・長期使用が出来る

・生地幅が広いので横断幕制作に最適、巾継ぎなしで作れます

・周囲の縫製、ハトメ打ちもしやすい

・安価で制作できる

耐久性があり長く利用できる、安価で制作できるという点は魅力の一つ。

お手入れがしやすいというのも選ぶ際のポイントになります。

また、横断幕などを取り付けやすくしたり強度を増す目的でハトメ加工やロープ縫込み加工、周囲加工を一緒にできるので、目的に応じて発注をかける事も出来ます。

 

ターポリンのデメリット

ターポリンはメリットが多い反面、素材の特製ゆえのデメリットもあります。

・重さがある

・通常タイプは風にあおられやすい

・メッシュタイプは印刷表現がわかりにくくなる場合も

・処分の際に普通に廃棄出来ない

・普通タイプのターポリンは防炎性面では問題が出てくる場合がある

ターポリンは重さがあるので、大きさによっては扱いにくいと感じる場合もあります。

例えば横断幕作成の場合、1mあたり0.5㎏程度の重量がかかると考えてください。

例えば3mのサイズの場合は1.5㎏、4mサイズだと2㎏程度の重さになります。

また、廃棄時もターポリンは日本国内では産業廃棄物としての処分となります。

 

ターポリンの種類

ターポリンは今では色々な種類が出ていますので、用途に合わせて選べます。

普通のターポリン

厚手タイプ、薄手タイプなどがあり、商業施設や屋外で使用されている種類です。

普通タイプは防災対策が必要な場所では使用できない場合があります。

メッシュターポリン

強風時にはメッシュタイプがおすすめです。

メッシュ加工生地へ印刷する方法のため、通気性が良く強風時にあおられてしまう心配も軽減します。

また、メッシュ素材の分、普通のターポリンよりも軽量で持ち運びはしやすいです。

メッシュ生地の開いている部分は印刷されていない部分も出てくるので、細かいデザインやメッセージなどは見づらくなる可能性もあります。

遮光ターポリン

光を通さないので窓際でのUV対策を兼ねた横断幕、懸垂幕として利用される場合もあります。

遮光材が入っているため、両面印刷できるのも遮光ターポリンの特徴の一つ。

両面印刷の横断幕をご希望の際は遮光タイプを検討してみましょう。

反射ターポリン

高輝度ターポリンとも呼ばれており、反射して光るターポリンです。

夜間時の使用目的で利用されます。

不燃ターポリン

防災タイプのターポリンで、基布にガラス繊維加工をする事で燃えにくい素材です。

防災対策が必要な場所での使用におすすめです。

今回ご紹介しているターポリンは一部です。

他にも貼って使用できるターポリンやシルバー素材のターポリンなど多種多様にあります。

 

\まとめ/

ターポリンはこれまで利用されてきていた布製の横断幕や懸垂幕に比べ、耐久性も高く、屋外での使用に適している素材です。

安価で作成でき、破れにくい、汚れにも強い、雨にも強い、幅広いサイズに対応できるなど、希望の横断幕、懸垂幕が作りやすいのが特徴です。

その一方、重さがあったり、強風時の使用は向いていないといったデメリットもありますので、利用用途、場所に合わせてターポリンの種類を使い分けると良いでしょう。

ターポリン印刷の専門店『タペストーリー』ではターポリンに関するお役立ち情報のご紹介をしているほか、ターポリンの販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。


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