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ターポリンへのデザイン印刷に用いられる方法
ターポリンへのデザイン印刷に用いられる方法

\目次/

● ビニール系素材の一種

● インクジェットプリントで印刷を行う

● 印刷物のにじみがなくはっきりと表現できる

 

スポーツといった各種イベントで広く用いられている横断幕や懸垂幕には、ターポリンと言われる素材が使われています。事前に作成したデザインをターポリン自体に印刷する場合、専門的な知識を持つ印刷会社にターポリンへの印刷を依頼するケースが一般的です。

ここでは、素材としてのターポリンの特徴に加えて、どういった印刷方法が用いられるかを、詳しく説明します。

 

ビニール系素材の一種

ポリエステル繊維で加工された布の上に柔らかい合成樹脂フィルムを乗せた生地を『ターポリン』といいます。合成樹脂の原料にポリ塩化ビニルが含まれているためビニール系素材の一種となりますが、雨風に強いなど耐久性に優れている点が大きな特徴です。

店頭や工事現場等、屋外で使われるケースが一般的ですが、布生地の中でも重さが1平方メートル当たり、400グラムと重い部類に入ります。飲食店やガソリンスタンドといった炎が用いられる場所にも対応するため防炎加工がなされているからです。

ターポリンといっても様々な種類の生地があり、用途等に応じていくつかに分類されます。ベースとなるターポリンの素材の場合、光沢を伴わない鮮やかな発色が特徴ですが、屋外での展示物や応援幕に広く用いられています。

もし、テカリを抑えた応援幕等を作るなら、光沢加工がなされたグロスターポリンと呼ばれる素材を使うケースもあります。一方、細かい網目が施されたメッシュターポリンは絵柄が薄くなるなどデザイン面では劣る反面、一般的なターポリンと比較しておよそ半分の重さという点が大きな特徴です。

風に強いという性質を持つため、建設現場や大型広告等、比較的高い場所で用いられています。

 

インクジェットプリントで印刷を行う

ビニール系素材の一種であるターポリンは原則としてインクジェットプリント形式でデザイン等を印刷します。直接生地にインクを吹きかける方法ですが、複数の色を使い分ける形で、色鮮やかな表現が可能です。

印刷するための版が不要、且つ短時間で印刷が完了する点が大きなメリットとなります。ターポリン自体が防水加工がなされている生地という性質上、インクジェットプリント特有となる印刷物のにじみが出ない点においても非常に優れています。

 

印刷物のにじみがなくはっきりと表現できる

ポリエステルと合成樹脂を合わせたビニール系素材のターポリンの場合、デザイン印刷にインクジェットプリントが用いられています。

応援幕や大型広告など屋外で多くの人に注目してもらう目的で用いられますが、色鮮やかな表現ができる点が大きな特徴です。生地自体に防水加工がなされているため、インクジェット特有の印刷物のにじみも発生しなくなります。

ターポリン印刷の専門店『タペストーリー』ではターポリンに関するお役立ち情報のご紹介をしているほか、ターポリンの販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。


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