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横断幕で使用される色付きターポリン(カラーターポリン)を解説!
横断幕で使用される色付きターポリン(カラーターポリン)を解説!

\目次/

● ターポリンとは?

● 色付きのターポリンとは?

● カラーターポリンの種類

● カラーターポリンの特徴

● カラーターポリンの用途

● カラーターポリンのお手入れ・保管方法

● まとめ

 

ターポリンの中でも色付きのカラーターポリンがあります。

カラーターポリンの特徴や用途・お手入れや保管の方法をここでは紹介します。

 

ターポリンとは?

ターポリンはポリエステル繊維を合成樹脂フィルムで加工した強度の高いビニール系シートのことをいいます。トロマットやポンジのような布生地と比較すると、「耐久性が高い」「発色がいい」「汚れに強い」など特徴があります。

丈夫なターポリンは主に屋外で使われることが多く、商業施設の壁面に取り付けられる懸垂幕やスポーツ観戦での横断幕、建築現場の養生シートなどでも利用されています。

また、ターポリンは種類も豊富でスタンダードタイプのほか、メッシュタイプ、遮光タイプ、吸着タイプなど用途によって選ぶことができます。

 

色付きのターポリンとは?

色付きのターポリンとは裏表どちらからみても色のついているターポリンのことをいいます。一般的にはカラーターポリンと呼ばれています。赤・黃・緑・黒など原色を中心としたラインナップがあります。エステル帆布の代わりに使うこともできます。

カラーターポリンもターポリン同様に耐久性・耐候性・防水性に優れています。カラーバリエーションに合わせた用途の使い分けができるのも特徴です。豊富で美しい色合いのカラーターポリンは産業資材・レジャー・間仕切り用途など、様々な場面で使用できます。

 

カラーターポリンの種類

カラーターポリンは、1類・2類と2種類あります。1類の特徴は0.5㎜程度と記事に厚みがある点で、耐久性が求められる用途にはおすすめです。2類は厚みが0.35㎜程度と1種と比較して薄手になります。その特徴を活かし、軽量素材なのでコスト重視で考えることもできます。また、横断幕のように持ち運ぶ際は2類のほうが軽くて便利です。

色のバリエーションも豊富で、1類は14色、2類は21色あります。カラフルに作りたい横断幕やお店の日よけなどには2類の方が色が多いのでおすすめです。

素材は光沢のあるものからマットなもの、防水性に優れているものまでと多種多様です。メッシュターポリンなら、色が薄く出るので黒のメッシュターポリンに印刷をして色味を濃く出すという印刷方法をとる場合もあります。

 

カラーターポリンの特徴

高耐候の生地など屋外用の防水・防炎テント生地と比べ、耐用年数が半分程度(5年前後)と短いのがデメリットとなるので屋根などには向いていませんが、屋外のシートカーテンや雨よけなどには十分安価で使いやすい生地として利用できます。

防水性も優れているので、資材置き場のシートや屋外の製品・資材の保護カバー・養生シートにも色を入れてカラフルに利用できます。

 

カラーターポリンの用途

カラーターポリンは、非常に用途が幅広く、いろんな場面で活躍することができます。

・各種カバー

・各種ボックス

・パイプテント用天幕、横幕

・野積みシート

・間仕切り

・横断幕・懸垂幕

・ジム用マット

・サンシェード(日よけ)

・小物類

カラーターポリン2類は色の種類も多く、軽量素材なので屋内用のシートカーテンや屋外のシートカーテンにも利用できます。

1類でもシートカーテンなどに適していますが、一定の耐久を求める場合や大型のシートやテントカーテンとして使用する場合には不向きになります。その他、色と耐久性を活かした横断幕や懸垂幕・ジム用マット・間仕切りなどにも利用できます。

2類は軽量素材で色が豊富なので、各種ボックス・カバー・小物類などの日用品などにも使われています。丈夫さを求めるのであれば1類、軽量化や色のバリエーションを考える場合は2類といった感じですね。

 

カラーターポリンのお手入れ・保管方法

カラーターポリンは汚れに強いですが、定期的なお手入れをすることでより長期間使用することができます。汚れている部分は柔らかい素材の布で拭き取るようにしてください。しつこい汚れの場合、ぬるま湯に浸けて拭き取るとより汚れが取れやすくなります。スポンジや研磨剤の入った素材で擦ると、傷が入ったり印刷部分が薄くなってしまうことがあるので気をつけましょう。

保存するときは、表を内側に丸めるようにして直射日光の当たらない涼しい場所に保管するようにします。折り曲げて保管するとインクが剥がれることがあるので、折り曲げないように注意しましょう。

 

\まとめ/

今回は色が付いたカラーターポリンを紹介しました。シートとして使う場合、小物に使う場合など、ターポリン自体がとても用途の多い生地なので、カラーターポリンはその用途に合わせて使うことで、その色の持ち味が出てきます。

ターポリン印刷の専門店『タペストーリー』ではターポリンに関するお役立ち情報のご紹介をしているほか、ターポリンの販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。


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