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注目度・集客力UP!バナースタンドのデザインで必ず押さえたいポイントとは

展示会や店舗の集客で重要な役割を担うバナースタンド。「なんとなく」でデザインしていませんか?多くの情報が溢れる中で注目を集め、足を止めてもらうためには、デザインに明確な戦略が必要です。本記事では、デザイン初心者の方でも集客につながるバナースタンドを制作できるよう、デザイン前の3つの準備ステップから、フォント・配色・レイアウトといった具体的な7つの基本原則、参考にしたいシーン別のデザイン事例まで解説します。この記事を最後まで読めば、もうデザインで迷うことはありません。

まず確認!デザイン作成前に必ず押さえるべき3つのステップ

デザインの方向性を定め、訴求効果を最大化するための土台となる3つのステップを最初に確認しましょう。この準備を怠ると、時間とコストをかけたにもかかわらず、誰の目にも留まらないバナーになってしまう可能性があります。

ステップ1 目的とターゲットを明確にする

最初に「何のために(目的)」「誰に(ターゲット)」バナースタンドを見てもらいたいのかを具体的に定義します。目的とターゲットが明確になることで、デザインのコンセプトやキャッチコピー、配色など、すべての判断基準が定まります。

例えば、目的が「新商品の認知度向上」であれば、商品の魅力が一目で伝わる写真とキャッチーな言葉が中心になります。一方で「セミナーへの集客」が目的なら、開催日時や内容、参加メリットといった具体的な情報を分かりやすく示す必要があります。ターゲットに合わせて、言葉遣いやデザインのトーン&マナーを調整することも忘れてはいけません。

ステップ2 設置場所と見られる距離を想定する

バナースタンドをどこに設置し、主にどのくらいの距離から見られるのかを具体的に想定しましょう。設置環境によって、最適なデザインは大きく異なります。

例えば、広々とした展示会場で遠くからの視認性を重視するなら、大きな文字と大胆な配色、シンプルなレイアウトが効果的です。逆に、店舗の入り口付近など、比較的近い距離で見られる場合は、少し詳細な情報を載せたり、QRコードを配置したりすることも有効な手段となります。

設置場所の例想定される距離デザインで考慮すべきポイント
展示会のブース遠距離〜中距離競合ブースに埋もれないインパクトのある配色やキャッチコピー。遠くからでも社名や製品名が読める文字サイズ。
店舗の入り口・店頭中距離〜近距離通行人の足を止めるような魅力的な写真やイラスト。セール情報やおすすめメニューなど、入店を促す具体的な情報。
セミナー・学会会場の廊下近距離信頼感や専門性を伝える落ち着いたデザイン。プログラムや登壇者情報など、読み込ませるための情報も配置可能。

ステップ3 伝えたいメッセージを1つに絞り込む

バナースタンドを見る人の多くは、歩きながら一瞬だけ視線を向ける程度です。そのため、伝えたい情報をすべて詰め込もうとすると、結局何も伝わらないデザインになってしまいます。最も伝えたい「コアメッセージ」を1つに絞り込み、それを軸にデザインを構成することが成功の秘訣です。

「このバナーで、ターゲットに何を知ってもらい、どう行動してほしいのか?」を突き詰め、最も重要な情報をキャッチコピーとして大きく配置しましょう。その他の補足情報は、優先順位をつけた上で、メインのメッセージを邪魔しないように小さく配置するか、思い切って削除する勇気も必要です。

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注目度・集客力UP!バナースタンドデザインの7つの基本原則

バナースタンドは、通りすがりの人の足を止め、興味を引くための重要なツールです。ここでは、数多くのバナーの中から埋もれず、効果的にメッセージを伝えるためのデザインの基本原則を7つご紹介します。これらのポイントを押さえるだけで、デザインの訴求力は格段に向上します。

① メッセージが伝わるフォント選びと文字サイズ

バナースタンドは遠くからでも内容が認識できることが大前提です。そのため、フォントの種類と文字サイズは「視認性」と「可読性」を最優先に選びましょう。

一般的に、遠くからでも読みやすいのは「ゴシック体」です。線の太さが均一で、装飾が少ないため、瞬時に文字を認識できます。一方で、信頼性や高級感を伝えたい場合は「明朝体」も効果的ですが、線が細い部分はかすれてしまう可能性があるため、太めのウェイトを選ぶなどの工夫が必要です。

文字サイズは、最も伝えたいキャッチコピーが2〜3m離れた場所からでも読める大きさを意識してください。一般的に、視認距離1メートルにつき文字の高さは約3〜5センチが目安とされています。たとえば3メートル離れた位置から読ませたい場合は、最低でも9センチ以上の文字サイズが必要です。

文字の大きさに差をつける「ジャンプ率」を高くすることで、情報の優先順位が明確になり、メリハリのあるデザインになります。

② 遠くからでも目立つ配色のテクニック

配色はバナースタンドの印象を決定づける重要な要素です。人の目を引く「誘目性」と、内容の読みやすい「視認性」の両方を意識する必要があります。

最も重要なのは、背景色と文字色のコントラスト(明度差)です。例えば、黄色の背景に白文字では、どちらも明るい色のため文字が読みにくくなります。濃い色の背景には薄い色の文字、薄い色の背景には濃い色の文字を組み合わせるのが基本です。また、補色(色相環で反対に位置する色)の関係にある色を組み合わせると、互いの色を引き立て合い、非常に目立ちやすくなります。

デザイン全体の色は3色程度に絞り、以下の比率で構成するとバランスが取れた美しい仕上がりになります。

  • ベースカラー(70%):背景など最も広い面積を占める色。
  • メインカラー(25%):デザインの主役となる色。伝えたいイメージを表現する。
  • アクセントカラー(5%):最も目立たせたい部分に使う差し色。補色などを使うと効果的。

企業のブランドカラーやロゴの色をメインカラーやアクセントカラーに取り入れると、統一感が生まれ、ブランド認知度の向上にも繋がります。

③ 視線を誘導するレイアウトの法則

情報をただ並べるだけでは、どこから読めば良いのか分からず、メッセージが伝わりません。人の視線の動きを意識して、情報を効果的に配置しましょう。

横書きの文章が基本となる日本では、人の視線は左上から右下へ「Z」を描くように動く傾向があります。この「Zの法則」に基づき、特に見てほしい要素(キャッチコピーや写真など)を左上や視線の通り道に配置し、結論や連絡先などを右下に置くと、内容をスムーズに理解してもらえます。

バナースタンドのような縦長の媒体では、上から下へ視線が流れる「Nの法則」も有効です。最も重要なキャッチコピーを最上部に配置し、次に写真やイラスト、詳細情報、そして最下部にロゴやQRコードを配置するのが王道のレイアウトです。伝えたい情報に優先順位をつけ、視線の流れに沿って配置することを心がけましょう。

④ 高品質な写真やイラストで注目度を高める

文字だけのバナーよりも、写真やイラストがある方が、人の視線を集めやすくなります。アイキャッチとなる画像は、デザインの印象を大きく左右するため、慎重に選びましょう。

商品やサービスの魅力が直感的に伝わる写真や、ターゲット層が共感できる人物モデルの写真を使用するのが効果的です。重要なのは、必ず「高解像度」の画像を使用すること。Webサイトで使われているような低解像度の画像を無理に引き伸ばして印刷すると、画質が荒くなり、全体がチープな印象になってしまいます。最低でも実寸で150dpi以上の解像度を目安にしましょう。

また、使用する写真やイラストの著作権には十分注意が必要です。自社で撮影したオリジナル写真を使用するか、商用利用可能な素材サイトの画像を利用しましょう。

⑤ 情報を詰め込みすぎない余白の活用術

伝えたいことが多いと、つい情報を詰め込みたくなりますが、それは逆効果です。文字や写真がぎっしりと詰まったデザインは、圧迫感があり、読む気を失わせてしまいます。

デザインにおける「余白」は、単なる空白ではありません。情報を整理し、視認性を高め、洗練された印象を与えるための重要なデザイン要素です。要素と要素の間に適切な余白を設けることで、それぞれの情報が際立ち、読み手のストレスを軽減します。特に重要なキャッチコピーや写真の周りには、意識的に余白を大きく取ることで、その要素を強調する効果があります。情報を絞り込み、贅沢に余白を使うことを意識しましょう。

⑥ 行動を促すキャッチコピーの作り方

バナースタンドの前を人が通り過ぎるのはほんの数秒です。その一瞬で「お、これは何だろう?」と興味を持たせるには、キャッチコピーの力が不可欠です。

キャッチコピーを作成する際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • ターゲットを明確にする:「〇〇でお悩みの方へ」のように、誰に向けたメッセージなのかを明確にする。
  • ベネフィットを提示する:商品やサービスの特徴(機能)ではなく、それを利用することで得られる未来(利益)を伝える。「高機能な〇〇」ではなく「〇〇であなたの作業時間が半分に」。
  • 数字で具体性を示す:「満足度98%」「3分で完了」のように、具体的な数字を入れると説得力が増す。
  • 限定性・緊急性を煽る:「会場限定」「本日限り」といった言葉で、今すぐ行動すべき理由を作る。

短く、分かりやすく、心に響く言葉で、ターゲットの足を止めましょう。

⑦ QRコードやロゴの最適な配置場所

バナースタンドをきっかけに、WebサイトへのアクセスやSNSのフォローといった次の行動に繋げるために、QRコードやロゴの配置も重要です。

企業のロゴは、ブランドの信頼性や認知度を高めるために欠かせません。デザインの安定感を出すために、最上部の中央や隅、または最下部の中央や隅に配置するのが一般的です。

QRコードは、スマートフォンで簡単に読み取れる位置に配置する必要があります。あまりに低い位置だと屈まないと読み取れず、高すぎてもかざしにくくなります。一般的には、人の腰から胸の高さあたりが最適です。また、読み取りエラーを防ぐため、QRコード自体に十分なサイズ(最低でも一辺2.5cm以上推奨)を持たせ、周囲に余白を確保しましょう。「詳細はこちら」「友だち登録」など、QRコードを読み込むことで何ができるのかを明記する「コールトゥアクション」を添えることで、スキャン率が格段に上がります。

【シーン別】参考にしたいバナースタンドのデザイン事例集

バナースタンドを設置する目的や場所は様々です。ここでは代表的な3つのシーンを取り上げ、それぞれの目的に合わせたデザインのポイントを解説します。自社の利用シーンに近い事例を参考に、効果的なデザインを考えましょう。

展示会や合同説明会で埋もれないデザイン

多くの競合他社がブースを構える展示会や合同説明会では、まず来場者の目に留まり、足を止めてもらうことが最重要課題です。遠くからでも一瞬で「何の会社か」「どんなサービスか」が伝わる、視認性の高いデザインが求められます。

デザイン要素ポイント
目的数あるブースの中から自社を見つけてもらい、興味を持たせ、ブースへ誘導する。
配色コーポレートカラーを基調に、補色などを使い遠くからでも目立つ配色を意識する。背景と文字のコントラストを強くして可読性を高める。
キャッチコピー「業界シェアNo.1」「〇〇でお困りの方へ」など、ターゲットの課題に直接訴えかける、簡潔でインパクトのある言葉を選ぶ。
ビジュアル製品やサービスのイメージが直感的に伝わる写真やイラストを大きく配置する。人物の写真を使うと親近感が湧きやすい。
情報量伝えたいメッセージを1つか2つに絞り込む。詳細情報はブース内のパネルやパンフレットで補足する前提で、スタンドには最小限の情報を掲載する。

店舗や商業施設で来店を促すデザイン

店舗の入り口や商業施設の通路に設置するバナースタンドは、通行人の購買意欲を刺激し、入店を促す「呼び込み役」としての役割を担います。セール情報や限定メニューなど、具体的で魅力的な情報を分かりやすく伝えることが重要です。

デザイン要素ポイント
目的通行人の興味を引き、入店や購買といった次のアクションへと繋げる。
配色セールなら赤や黄色、オーガニック商品なら緑や茶色など、商品のイメージや伝えたい雰囲気に合わせた配色を選ぶ。季節感を出すのも効果的。
キャッチコピー「本日限定20%OFF」「今だけの特別セット」など、限定感やお得感を強調し、今すぐ行動すべき理由を明確に提示する。
ビジュアル飲食ならシズル感のある料理写真、アパレルなら魅力的なコーディネート写真など、顧客の五感に訴えかける写真を使用する。
情報量価格、割引率、期間、商品名など、顧客が知りたい具体的な情報を分かりやすく記載する。情報を詰め込みすぎず、最も伝えたいことを大きく見せる。

セミナーや学会で信頼性を伝えるデザイン

セミナーや学会、講演会などで使用するバナースタンドは、イベントの顔となります。派手さよりも、専門性や権威性、信頼性を感じさせる落ち着いたデザインが好まれます。参加者に安心感を与え、内容への期待感を高めることが目的です。

デザイン要素ポイント
目的イベントの権威性や信頼性を伝え、参加者をスムーズに会場へ案内する。登壇者やテーマの魅力を伝える。
配色ネイビー、グレー、白、黒などを基調とした、知的で落ち着いた色合いでまとめる。アクセントカラーを1色加える程度に抑える。
フォント可読性が高く、格調高い印象を与える明朝体や、誠実な印象のゴシック体などを選ぶ。文字のジャンプ率を抑え、全体的に整然としたレイアウトを心がける。
ビジュアル登壇者の信頼感ある顔写真やプロフィールを掲載する。テーマに関連する抽象的なグラフィックや図を用いるのも良い。
情報量セミナーの正式名称、開催日時、会場、登壇者名、主催・共催団体ロゴなど、必要な情報を正確に、整理して記載する。

仕上がりもコスパも変わる!バナースタンドのデザイン作成方法

バナースタンドのデザインを作成する方法は、大きく分けて「自分で作成する」方法と「プロに依頼する」方法の2つがあります。

ここでは、具体的なツールや依頼先の選び方、費用相場について詳しく解説します。

自分で作成する場合におすすめのツール

デザインを自作する最大のメリットは、コストを大幅に抑えられる点です。また、自分のイメージを直接反映でき、急な修正にも柔軟に対応できます。ただし、デザインの知識やツールの操作スキルが必要となり、クオリティを担保するには相応の時間がかかる可能性があります。

Canvaで手軽にデザインする

Canvaは、デザインの専門知識がない初心者でも、ブラウザ上で直感的に操作できるデザインツールです。バナースタンド用のテンプレートが豊富に用意されており、写真やテキストを差し替えるだけで、簡単におしゃれなデザインを作成できます。無料プランでも多くの機能を利用できるため、コストをかけずに手軽に始めたい方におすすめです。

ただし、印刷用のデータを作成する際は、色の表現方式(RGBからCMYKへ)や解像度に注意が必要です。印刷通販サイトの入稿規定を事前に確認しておきましょう。

Illustratorで本格的なデザインに挑戦する

Adobe Illustratorは、多くのプロデザイナーが使用する本格的なデザインソフトです。ベクター形式でデータを作成するため、バナースタンドのような大きな印刷物でも、画像を劣化させることなく鮮明に仕上げることができます。フォントやレイアウトの自由度も高く、オリジナリティあふれる高品質なデザインを目指すなら最適なツールです。一方で、操作の習熟には時間が必要で、ソフトの利用には月額料金がかかります。

プロに依頼する場合の費用相場と選び方

プロにデザインを依頼すれば、専門的な視点から訴求力の高いデザインを提案してもらえ、クオリティの高い仕上がりが期待できます。デザイン制作にかかる時間を節約できるのも大きなメリットです。依頼先は、印刷通販サイトとデザイン制作会社の2つが主流です。

依頼先費用相場メリットデメリット
印刷通販サイト1万円~5万円程度・比較的安価・印刷まで一括で依頼できる・手軽に発注できる・デザインの自由度が低い・テンプレート利用だと他社と似やすい
デザイン制作会社5万円~20万円以上・完全オリジナルで高品質・丁寧なヒアリングと提案・ブランディング効果が高い・費用が高額になる傾向・依頼先の選定に手間がかかる

印刷通販サイトのテンプレートを利用する

ラクスルやプリントパックといった印刷通販サイトでは、印刷サービスと合わせてデザイン制作を依頼できるプランがあります。用意されたテンプレートの中から好みのデザインを選び、写真やテキストの差し替えを依頼する形式が一般的です。費用を抑えつつ、手軽にプロ品質のデザインを依頼したい場合に適しています。印刷から納品までワンストップで完結するため、発注の手間が少ないのも魅力です。

デザイン制作会社にオリジナルを依頼する

企業のブランディングや展示会での集客効果を最大限に高めたい場合は、デザイン制作会社やフリーランスのデザイナーに依頼するのがおすすめです。目的やターゲットを丁寧にヒアリングした上で、完全オリジナルのデザインを制作してくれます。費用は高くなりますが、他社との差別化を図り、メッセージ性の強い訴求力のあるバナースタンドが期待できます。依頼する際は、過去の制作実績を確認し、自社のイメージに合ったテイストの会社を選ぶことが重要です。

まとめ

バナースタンドは、ただ情報を掲載するだけでなく、ターゲットの足を止め、行動を促すための強力なマーケティングツールです。その効果を最大化するためにはデザイン作業に入る前の「目的とターゲットの明確化」「設置場所の想定」「メッセージの絞り込み」という3つのステップを徹底することが重要です。また、情報を詰め込みすぎず余白を活かすこと、行動を促すキャッチコピーを配置することなども、視認性と訴求力を高める上で欠かせないポイントです。ぜひ、あなたのビジネスを加速させる一枚をデザインしてください。

バナースクリーンの購入をご検討中の方や、デザインについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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