横断幕や店舗幕で使われるターポリン。「厚み0.35mmと0.5mmのどちらを選ぶべきか」と迷っていませんか?
結論として、屋外での長期利用なら0.5mm、屋内や短期利用ならコストを抑えられる0.35mmがおすすめです。しかし細かいご状況によってはコスパや耐久性などを考えて当てはまらない場合もあり、そちらについても解説しています。ご自身の用途に合わせて、ターポリン選びで後悔しないように役立てていただければ幸いです。

【徹底比較】ターポリンの厚み 0.35mmと0.5mmの3つの違い
ターポリン生地の中でも特に多く利用されるのが「0.35mm」と「0.5mm」の厚みです。わずか0.15mmの差ですが、この違いが耐久性や使い勝手、価格に大きく影響します。まずは3つの観点からそれぞれの特徴を解説します。
① 耐久性と耐候性のちがい!屋外での使用期間が変わる
ターポリンの厚みは、生地の強度に直結します。厚みがあるほど生地が引き裂かれにくく、強く引っ張っても破れにくいなど、物理的な耐久性が高まります。
使用期間の目安として、0.35mmは数ヶ月から1年程度、0.5mmは1年から3年程度の屋外設置に適していると考えると良いでしょう。ただし、設置場所の天候や環境によって寿命は変動します。
② 重さと柔軟性のちがい!持ち運びや設置のしやすさ
厚みが変わると、生地の重さ(坪量)も変わります。一般的に、0.35mm厚のターポリンは約400g/㎡、0.5mm厚は約550g/㎡が目安です。例えば、3m×1mの横断幕を作成した場合、その重量差は450gにもなります。サイズが大きくなるほど、この差は無視できません。
この重さの違いは、持ち運びや設置・撤去作業のしやすさに影響します。頻繁に設置場所を変える場合や、一人で作業することが多い場合は0.35mmがおすすめです。また、0.35mmの方が生地がしなやかで柔らかいため、コンパクトに折り畳みやすいというメリットもあります。
対して0.5mmは、その重さとハリのある質感から、風によるバタつきを抑え、設置した際にシワが寄りにくく、どっしりとした高級感を演出できます。大型の懸垂幕や常設の看板など、安定感が求められる用途に適しています。
③ 価格のちがい!コストパフォーマンスを考える
一般的に、使用する材料が多いほど価格は高くなります。そのため、0.5mmのターポリンは0.35mmのものに比べて高価になる傾向があります。価格差は製作会社によって異なりますが、おおよそ1.2倍から1.5倍程度が相場です。
どちらを選ぶかは、単純な初期費用だけでなく、使用期間や目的を考慮したコストパフォーマンスで判断することが重要です。例えば、1ヶ月限定のセール告知バナーであれば、安価な0.35mmで十分でしょう。しかし、店舗の常設看板として3年間使用する予定であれば、途中で交換する手間や再製作の費用を考えると、初期費用は高くても耐久性に優れた0.5mmを選ぶ方が結果的にコストを抑えられる可能性があります。
短期利用なら0.35mm、長期利用なら0.5mmというように、用途に応じた厚みを選ぶことが、最適なコストパフォーマンスにつながります。
用途ごとにチェック!最適なターポリン厚み早わかりガイド
ターポリンを選ぶ際、最も重要なのが「どこで」「どのように」使うかに合わせて最適な厚みを選ぶことです。ここでは、代表的な使用シーンごとにおすすめのターポリンの厚みを分かりやすく解説します。
屋内で使用する場合におすすめのターポリンの厚みは?
店舗内のタペストリーやポスター、展示会のブース装飾、記者会見のバックパネルなど、屋内で使用する場合は「0.35mm」のターポリンが最適です。
屋内は雨や風、強い紫外線の影響を受けないため、屋外ほどの高い耐久性は必要ありません。0.35mm厚のターポリンは、軽量でしなやかなため設置や撤去がしやすく、コストを抑えられるというメリットがあります。
屋外で使用する場合におすすめのターポリンの厚みは?
屋外で使用する場合は、設置期間によっておすすめの厚みが変わります。常に雨風や紫外線にさらされるため、用途に応じた耐久性を持つ生地を選ぶことが重要です。
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短期間(1ヶ月~半年程度)の屋外使用
イベントの告知幕やセールの横断幕、期間限定の懸垂幕など、比較的短期間の屋外設置には「0.35mm」のターポリンがコストパフォーマンスに優れています。ただし、台風シーズンや風が非常に強い場所に設置する場合は、より厚い0.5mm厚を検討するか、風を逃がすスリット加工などを施すことをおすすめします。
長期間(半年以上)の屋外使用
常設の看板や店舗の軒先テント、工事現場の足場シート(養生幕)など、長期間にわたって屋外に設置する場合は、耐久性と耐候性に優れた「0.5mm」のターポリンが必須です。厚みがある分、生地が丈夫で破れにくく、紫外線による色褪せにも強いため、美しい印字を長く保つことができます。初期費用は高くなりますが、長期間の使用を考えれば結果的にコストを抑えることにつながります。
| 使用場所 | 設置期間 | おすすめの厚み | 特徴・具体例 |
| 屋内 | 短期~長期 | 0.35mm | 軽量で扱いやすく、コストを抑えられる。発色が良い。(例:タペストリー、バナースタンド、展示会ブース装飾) |
| 屋外 | 短期(~半年) | 0.35mm | コストと耐久性のバランスが良い。(例:イベント告知幕、セールの横断幕) |
| 長期(半年~) | 0.5mm | 高い耐久性と耐候性で、破れや色あせに強い。(例:常設看板、建築足場シート、懸垂幕) |
Q&A|ターポリンの厚みに関するよくある質問
ターポリンの厚みで、発色や印刷の仕上がりは変わりますか?
ターポリンの厚み自体が、印刷の発色や解像度に直接的な影響を与えることはほとんどありません。印刷品質は、主に使用するプリンターの性能やインクの種類(溶剤インク、UVインクなど)、そしてターポリン表面の加工(光沢のあるグロスか、つや消しのマットか)によって決まります。
ただし、0.5mmのような厚手のターポリンは生地に張りがあり、印刷時に安定しやすいため、結果として高品質な仕上がりになる傾向があります。
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0.35mmと0.5mm以外に使われるターポリンの厚みはありますか?
はい、あります。0.35mmと0.5mmは横断幕や懸垂幕で最も一般的に使われる厚みですが、用途に応じてさまざまな厚みのターポリンが使用されています。代表的な厚みと用途を以下にまとめました。
| 厚み(mm) | 主な用途 | 特徴 |
| 約0.25mm | 短期イベントの装飾、タペストリー、養生シート | 非常に軽量で安価。耐久性は低いため、屋内やごく短期間の屋外使用向き。 |
| 0.35mm | 屋内外の横断幕、店舗の日除け幕、イベントブースの装飾 | 軽量さと耐久性のバランスが良い標準的な厚み。汎用性が高い。 |
| 0.5mm | 常設の懸垂幕、大型看板、屋外広告、仮設テント | 高い耐久性と耐候性を持ち、長期間の屋外使用に適している。 |
| 0.8mm以上 | トラックの幌、常設テント倉庫、建築用シート | 極めて高い強度と耐久性を誇る。特殊な用途で使われることが多い。 |
長期間屋外に出す場合、厚み以外に注意するポイントはありますか?
長期間屋外で使用する場合、厚み選びはもちろん重要ですが、以下の3つのポイントにも注意することで、より長く美しい状態を保つことができます。
- 耐候性の高いインクを選ぶ
雨風や紫外線による色褪せを防ぐため、耐候性に優れた「溶剤インク」や「UV硬化インク」で印刷されたものを選びましょう。 - 補強加工を施す
風の影響を強く受ける場所では、幕の周囲を折り返して縫製する「ウェルダー加工」や、強度を高めるためにロープを縫い込む「ロープ縫込み加工」が有効です。ハトメの間隔を通常より狭くすることも強度アップにつながります。 - 設置場所と方法を工夫する
強風が直接吹き付ける場所を避けたり、幕が風で過度にあおられないよう、しっかりとテンションをかけて固定したりすることも重要です。
メッシュターポリンの厚みはどう考えればいいですか?
メッシュターポリンは、生地全体に無数の小さな穴が開いており、風を通しやすいのが最大の特徴です。そのため、高所や風の強い場所に設置する横断幕や、工事現場の足場シートなどによく利用されます。
メッシュターポリンの厚みは、通常のターポリンと同様に0.3mm〜0.5mm程度のものが主流ですが、選ぶ際には厚みの数値だけで判断するのではなく、「風抜けの良さ」と「印刷面の視認性」のバランスを考慮することが重要です。穴が大きいほど風は抜けやすくなりますが、印刷デザインの細部は見えにくくなります。逆に穴が小さいとデザインは鮮明になりますが、風の影響を受けやすくなります。設置する環境や表示したい内容に合わせて、最適なメッシュタイプを選びましょう。
まとめ
本記事では、ターポリンの代表的な厚みである0.35mmと0.5mmについて、それぞれの特徴を比較してきました。どちらが優れているかではなく、「どんな環境で」「どのくらいの期間」使うかによって最適な厚みは変わります。耐久性・重さ・価格のバランスを踏まえて検討すれば、目的にぴったりのターポリンを選びましょう。
ターポリンシートの購入をご検討中の方や、デザイン・設置についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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