ターポリン製のトラックシートを探しているけれど、種類が多くて「どれを選んだら失敗しないんだろう」と迷っていませんか?
ターポリンは防水性・耐久性に優れた人気の素材ですが、実際に選ぶとなると厚さやサイズ、さらにはエステル帆布との違いなど、気になるポイントがたくさんありますよね。
本記事では、トラックシートの素材比較から選び方のコツ、さらに価格相場やおすすめの購入先までを分かりやすく解説します。あなたのトラックに最適な一枚を見つけるための情報が満載です。

どんな素材?ターポリン製トラックシートの特徴とメリット
ここでは、トラックシート選びの基本となるターポリン素材の特徴やメリット、そしてエステル帆布との違いを分かりやすく解説します。
ターポリンの特徴とは?メリットや防水性や耐久性の高さ
ターポリンとは、ポリエステル製の布を塩化ビニル(PVC)樹脂で挟み込んだ(ラミネート加工した)ビニール生地のことです。この構造により、布の強度とビニールの防水性・耐候性を両立させています。
トラックシートとして使用する場合、ターポリンには以下のような優れたメリットがあります。
- 完全防水に近い防水性能
生地の表面が塩化ビニル樹脂でコーティングされているため、水を全く通しません。突然の豪雨や雪からも大切な積荷をしっかりと守ります。 - 高い耐久性と耐候性
摩擦や引き裂きに強く、非常に丈夫です。また、紫外線や風雨による劣化にも強いため、屋外で長期間使用するトラックシートに最適な素材といえます。 - 汚れにくく手入れが簡単
表面がツルツルしているため汚れが付着しにくく、もし汚れても水拭きで簡単に落とすことができます。メンテナンス性に優れている点も大きなメリットです。
エステル帆布との違いを比較!どちらを選ぶべきか
トラックシートの素材として、ターポリンとしばしば比較されるのが「エステル帆布」です。エステル帆布は、ポリエステル繊維で織られた生地に樹脂で防水加工を施したものです。両者の違いを理解し、ご自身の用途に合った素材を選びましょう。
ターポリンとエステル帆布の主な違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | ターポリン | エステル帆布 |
| 素材構造 | ポリエステル布を塩ビ樹脂でサンドイッチ | ポリエステル繊維に樹脂防水加工 |
| 防水性 | ◎(非常に高い・完全防水に近い) | ○(高い) |
| 耐久性 | ◎(非常に高い) | ○(高い) |
| 重さ | △(重い) | ○(比較的軽い) |
| 柔軟性 | ○(やや硬め) | ◎(しなやかで扱いやすい) |
| 価格帯 | △(やや高価) | ○(比較的安価) |
どちらの素材を選ぶべきかは、何を重視するかによって決まります。「とにかく防水性を最優先したい」「長期間、過酷な環境で使いたい」という場合はターポリンがおすすめです。
一方で、「シートの掛け外しを頻繁に行うため、軽さや扱いやすさを重視したい」「コストを抑えたい」という場合はエステル帆布が適しているでしょう。それぞれの特性を理解した上で、最適なトラックシートを選んでください。
ターポリン製トラックシートの失敗しない選び方3選!
ターポリン製のトラックシートは種類が豊富なため、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、購入後に後悔しないための「失敗しない選び方」を3つのポイントに絞って詳しく解説します。
① トラックのサイズに合ったシートを選ぶ
トラックシート選びで最も重要なのが、お使いのトラックの荷台に合ったサイズを選ぶことです。サイズが大きすぎると、シートが余ってしまい走行中に風で激しくばたつき、シートの劣化を早めたり、騒音の原因になったりします。まずは、お持ちのトラックの種類に合わせたサイズの選び方を確認しましょう。
軽トラック用シートの選び方
軽トラックの荷台サイズは、国内メーカーであれば規格がほぼ統一されています。そのため、市販されている「軽トラック用」と表記されたシートを選べば、ほとんどの場合問題なく使用できます。一般的な軽トラック用シートのサイズは、荷台をしっかり覆い、側面にも余裕を持たせるために「幅1.9m × 長さ2.1m」前後が主流です。
選ぶ際には、シートを固定するためのハトメ(穴)の間隔も確認しましょう。トラック本体のフックの位置とハトメの間隔が合っていると、ゴムバンドでスムーズに固定できます。
2t・4tトラック用シートの選び方
2t・4tトラックは、同じトン数でも「標準ボディ」「ロング」「ワイド」「ワイドロング」など、荷台のサイズが多岐にわたります。そのため、購入前には必ずメジャーでご自身のトラックの荷台の「長さ」と「幅」を正確に計測することが必須です。
シートのサイズは、計測した荷台の実寸よりも一回り大きいものを選びます。荷物を覆ったときに十分な垂れ幅を確保し、雨水の侵入を防ぐためです。以下の目安を参考にしてください。
- シートの長さ = 荷台の長さ + 50cm~80cm
- シートの幅 = 荷台の幅 + 40cm~60cm
例えば、荷台の長さが4.3m、幅が2.1mのトラックであれば、長さ4.8m~5.1m、幅2.5m~2.7m程度のシートが適合サイズの目安となります。
オーダーメイドで製作する場合は、計測した実寸を正確に伝えましょう。
② 生地の厚さ(耐久性)で選ぶ
ターポリンシートの耐久性は、生地の厚さに大きく影響されます。厚手のものほど丈夫で長持ちしますが、その分重くなり価格も高くなる傾向があります。使用頻度や運ぶ荷物の種類、求める耐久性に応じて最適な厚さを選びましょう。
生地の厚さは「mm」で表記されるのが一般的です。
| 厚さの目安 | 特徴 | 主な用途 |
| 軽量タイプ(約0.35mm) | 安価で軽く、扱いやすい。 | 短期使用、使用頻度が低い場合、軽量物の運搬。 |
| 標準タイプ(約0.5mm) | 価格と耐久性のバランスが良い。 | 日常的な使用、様々な荷物の運搬。最も一般的な厚さ。 |
| 厚手・高耐久タイプ(0.6mm以上) | 非常に丈夫で破れにくい。長寿命。 | 長距離輸送、重量物や角のある荷物の運搬、過酷な環境での使用。 |
毎日仕事で使う方や、建築資材のような角張った荷物を運ぶことが多い方は、初期費用は高くても厚手の高耐久タイプを選ぶと、結果的に長く使えてコストパフォーマンスが良くなります。
③ 必要な機能性を確認する(防炎・UVカットなど)
ターポリンシートには、基本的な防水性能に加えて、様々な付加機能を持つ製品があります。使用する環境や目的に合わせて、必要な機能が備わっているかを確認しましょう。
- 防炎機能
建設現場や倉庫など、消防法によって防炎性能が求められる場所で使用する場合に必須の機能です。「防炎製品認定」のラベルが付いているかを確認しましょう。引火しやすいものを運ぶ際にも安心です。 - UVカット(耐候性)機能
屋外で長時間使用する場合、紫外線はシート劣化の大きな原因となります。UVカット加工が施されたシートは、紫外線による色褪せや生地の硬化、ひび割れを防ぎ、シートの寿命を延ばす効果があります。 - 防汚加工
表面に特殊なコーティングが施されており、泥やホコリなどの汚れが付着しにくく、付いても水洗いで簡単に落とせる機能です。シートをきれいに保ちたい方におすすめです。
これらの付加機能は価格にも反映されるため、ご自身の用途に本当に必要な機能を見極めて選ぶことが、賢いシート選びのポイントです。
ターポリン製トラックシートはどこで買える?おすすめの購入先
ターポリン製のトラックシートは、用途や求める品質によって購入先を選ぶことが重要です。主に「ホームセンター」「ネット通販」「専門店」の3つの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。ご自身の状況に合わせて最適な購入先を見つけましょう。
実物を見て選べるホームセンター(カインズ・コメリなど)
カインズやコメリ、コーナンといったホームセンターでは、軽トラック用の標準的なサイズのシートを中心に販売されています。
最大のメリットは、実際に生地の厚みや質感、色合いなどを手にとって確認できる点です。急にシートが必要になった場合でも、その場で購入してすぐに持ち帰れる手軽さも魅力です。
メリット
- 実物の生地の厚さや手触りを確認できる
- 購入後すぐに持ち帰って使用できる
- 店員に簡単な質問ができる場合がある
デメリット
- 品揃えが限られ、希望のサイズがない場合がある
- ネット通販に比べて価格が割高な傾向がある
- 2t・4tトラック用の大型シートは少ない
品揃えが豊富なネット通販(モノタロウ・Amazon・楽天市場)
モノタロウ、Amazon、楽天市場などのネット通販は、圧倒的な品揃えが特徴です。様々なメーカーの製品を比較検討でき、厚さや機能性(防炎・UVカットなど)も豊富な選択肢から選べます。
価格比較が容易で、レビューを参考に選べるため、納得のいく一枚を見つけやすいでしょう。事業者向けのモノタロウから、ポイント還元が魅力の楽天市場まで、プラットフォームごとの特徴を活かすのがおすすめです。
メリット
- サイズや厚さ、機能性の種類が非常に豊富
- 価格比較が簡単で、安価に購入しやすい
- 利用者のレビューを参考に選べる
デメリット
- 実物を確認できないため、質感や色がイメージと違うことがある
- 商品が届くまでに時間がかかる
- 送料がかかる場合がある
特殊なサイズにも対応できる専門店
トラックシートを専門に扱う店舗やオンラインショップでは、既製品では対応できない特殊なサイズや形状のシートをオーダーメイドで製作できます。
荷台の形状に合わせた変形シートや、ハトメの位置・数の指定、補強の追加など、細かな要望に応えてくれるのが最大の強みです。品質にこだわりたい方や、長く使えるプロ仕様のシートを求める方に適しています。
メリット
- オーダーメイドでぴったりのサイズが作れる
- ハトメの位置や補強など細かな仕様を決められる
- 高品質で耐久性の高い製品が多い
デメリット
- 価格が高くなる傾向がある
- 注文から納品までに時間がかかる
- どこに依頼すれば良いか探す手間がかかる
【サイズ別】ターポリン製トラックシートの価格相場まとめ
ターポリン製トラックシートの購入を検討する際、最も気になるのが価格ではないでしょうか。シートの価格は、トラックのサイズ、生地の厚さ、そして追加される機能によって大きく変動します。ここでは、トラックのサイズ別に一般的な価格相場をまとめました。予算を立てる際の参考にしてください。
軽トラック用シートの価格帯
軽トラック用のシートは最も流通量が多く、価格帯も幅広いのが特徴です。ホームセンターなどで手軽に購入できる安価なものから、プロ仕様の高耐久なものまで様々です。一般的に、生地が厚く、UVカットや防炎などの機能が付くと価格は高くなる傾向にあります。
| 価格帯(目安) | 主な特徴 |
| 2,000円~5,000円 | 標準的な厚みと耐久性を持つ基本的なモデル。短期的な使用や荷物の保護には十分な性能です。 |
| 5,000円~10,000円 | 厚手の生地を使用し、UVカット機能などが付いた高耐久モデル。長期間の使用を想定している場合におすすめです。 |
| 10,000円以上 | 防炎機能や特殊な防水加工が施されたプロ仕様モデル。国産の高品質な生地が使われていることが多いです。 |
2t・4tトラック用シートの価格帯
2t・4tトラック用のシートは、軽トラック用に比べてサイズが大きくなるため、価格も高くなります。特に積載量が多い業務で使用されるため、耐久性の高い厚手の生地が選ばれることが一般的です。購入先によっても価格は変動しますが、おおよその相場は以下の通りです。
| トラック種別 | 一般的なサイズ(例) | 価格相場(目安) |
| 2tトラック | 2.3m × 3.5m | 10,000円 ~ 30,000円 |
| 4tトラック | 3.0m × 5.3m | 20,000円 ~ 50,000円 |
※上記は平シートの価格相場です。荷台の形状に合わせた立体的なシートや、より高機能なシートはこれ以上の価格になる場合があります。
オーダーメイドの場合の費用感
特殊な形状の荷台や、既製品ではサイズが合わない場合には、オーダーメイドでトラックシートを製作することになります。オーダーメイドは、サイズや生地の種類、ハトメの数や位置、補強の有無などを細かく指定できる反面、価格は既製品よりも高くなります。
費用は仕様によって大きく異なりますが、一般的には同等サイズの既製品の1.5倍から3倍程度が目安となります。例えば、特殊な切り欠き加工や、特定の箇所を強化する補強加工などを追加すると、その分費用が加算されます。正確な費用を知るためには、トラックシートを専門に扱う販売店や製造メーカーに見積もりを依頼するのが最も確実です。
屋外での長期使用におすすめ!厚手のターポリンはこちら!https://tapestory.main.jp/thicktarpaulin
Q&A|ターポリン製トラックシートに関するよくある質問
ターポリン製のトラックシートを選ぶ際や使用する上で、多くの方が抱く疑問についてお答えします。
ターポリンシートの寿命は何年くらいですか?
ターポリン製トラックシートの一般的な耐用年数は、おおよそ3年~5年が目安です。ただし、これはあくまで目安であり、実際の寿命は使用環境や保管状況によって大きく変動します。
例えば、紫外線に長時間さらされる場所での使用や、雨風が強い環境、シートの上で荷物を引きずるなどの摩擦が多い場合は、劣化が早まる傾向にあります。逆に、使用後は汚れを落とし、しっかり乾燥させてから屋内で保管するなど、適切にメンテナンスすることでより長く使用できます。
生地が硬くなる、表面にひび割れが見られる、防水性が落ちてきた、といった症状は交換のサインです。
ターポリンは長期間使うとベタつきや臭いは出てきますか?
はい、長期間の使用や保管状況によっては、ベタつきや臭いが発生することがあります。それぞれの原因と対策は以下の通りです。
- ベタつきの原因と対策
ベタつきの主な原因は、生地の柔軟性を保つための可塑剤(かそざい)が表面に染み出す「ブリード現象」です。特に高温多湿の環境で発生しやすくなります。ベタつきが気になり始めたら、中性洗剤を薄めた水で洗い、しっかり乾燥させることで軽減できる場合があります。 - 臭いの原因と対策
臭いの主な原因は、シートに付着した汚れや、湿った状態で保管することで発生するカビです。使用後はシートの汚れを洗い流し、風通しの良い場所で完全に乾かしてから畳んで保管することを心がけてください。これにより、カビや雑菌の繁殖を防ぎ、不快な臭いの発生を抑制できます。
ターポリンが破れた時補修できますか?それとも買い替えが必要ですか?
小さな穴や数cm程度の裂け目であれば、ご自身で補修することが可能です。市販のトラックシート用補修テープを使えば、専門的な知識がなくても簡単に修理できます。補修する際は、まず破れた部分の汚れをきれいに拭き取り、乾燥させてからテープをしっかりと貼り付けてください。
ただし、以下のような場合は買い替えを検討することをおすすめします。
| 状況 | 推奨される対応 | 理由 |
| 小さな穴・裂け目 | 補修テープなどで修理 | コストを抑えてシートの機能を回復できるため。 |
| 広範囲の破れ・複数の破損 | 買い替え | 補修箇所が多くなると、全体の強度や防水性が著しく低下するため。 |
| 生地全体の硬化・ひび割れ | 買い替え | 素材自体が寿命を迎えており、補修してもすぐに別の場所が破損する可能性が高いため。 |
補修はあくまで一時的な応急処置と捉え、シート全体の劣化が進んでいる場合は、荷物の安全を守るためにも早めの買い替えが賢明です。
まとめ
ターポリンは防水性・耐久性に優れ、荷物をしっかり守れる心強い素材です。失敗しないためには「トラックのサイズ」「生地の厚さ」「必要な機能性」の3点を意識することが大切です。ホームセンターで実物を確かめる、ネット通販で種類や価格を比較する、専門店でオーダーメイドを依頼するなど、購入先の選び方も用途に合わせて工夫できます。ぜひこの記事を参考に、あなたのトラックにぴったり合うターポリンシートを選んでください。
ターポリンシートの購入をご検討中の方や、デザイン・設置についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたの理想に合ったご提案や製作を、専門スタッフが丁寧にサポートします。

